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下岸 華子さん / 金工作家
金属を叩く音がリズミカルに響く工房。
多くの作家が集う工房はいろんなリズムを刻みとても賑やか。
下岸華子さんは、
植物や動物、自然をモチーフに作品を作っている、金工作家。
下岸さんの作る、
風や波、砂岩をイメージしたカーブはとても美しい。
自然と同じでひとつとして同じものは無い。
そのカーブひとつひとつは
一枚の金属板を切り出し、
炎で熱しては、叩く作業を繰り返し、
研磨することで、生み出される。
素材となる金属は
組み合わせや配分を変えることで、強度や色合いも変わり、
素材の種類は無限に作ることができる。
製作中の「mocca」シリーズは、
江戸時代に生まれた技法、”木目金”を取り入れた作品で、
異なる色の金属を層状に重ね合わせて圧着、
捻りを加えながら延ばし、打ち出しなどを施している。
金属の作り出す木目模様に、
打ち出しや荒らしの細工、立体の曲線が加わって、
独特の存在感を放っている。
● 下岸華子さん (niushu)
● studio crucible (彫金教室)


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